『サラリーマンはオワコン』論=”無能な会社員”を自発的に辞めさせるための風潮作り

思想

※今回の記事は、万人には見ていただくのが憚られる記事です。

OL
『サラリーマンはオワコン』ってよく言われているけど、サラリーマンを今すぐに辞めたほうがいいのかな?
勤め人
サラリーマン生活がとても辛いけど、このままサラリーマンを続けていっていいのだろうか?

こんなことを考えているアナタにだけ、届けたいオピニオン記事です。

 

 

 

さて、冒頭でも申しましたとおり、『サラリーマンはオワコン』という風潮が、ここ数年で非常に盛り上がってきていますね。

私は日中は工場で働き、夜はブロガーとして活動している兼業マンですが、『サラリーマンはオワコン』と論じる人達の意見も理解できますし、『オワコンじゃない』と反論する人達の意見も理解できます。

(どちらも前提を無視した極論やんけ)とは心の中で思ってますが。

だから、私自身はどちらの意見も理解している『部外者』の立ち位置で居るつもりでした。

 

しかし今日、ある一つの考えが、私の頭の中に出てきてしまったのです。

その考察を、同じように「サラリーマンはオワコン」論で悩んでいる人達のために記事に書いておこうと思います。

 

『サラリーマンはオワコン』論=無能な会社員を自発的に辞めさせたい人間がたくさん居る説

 

前提:サラリーマン(勤め人)は基本的に解雇されない

サラリーマン

話を進める前に、前提条件を皆様と揃えておきましょう。

 

会社に勤めて給料を貰っているサラリーマンは、よほどのことが無い限りは解雇されることがありません。

よほどのこととは、本人に重大な勤務怠慢や経歴詐称があったり、著しい経営不振によりリストラ(整理解雇)の必要性が出てきた場合を指します。

つまり、普通に出社して、マジメに働いていれば、会社員の立場で居続けることができるわけですね。

 

たとえ、仕事の出来ない無能な人間であっても。

能力が無いことを客観的に評価し、本人に納得させ、不当解雇要件とならないように物事を進めるのは非常に困難といわざるを得ません。

 

私の会社にも、当然仕事が出来ない人達は居ます。

私だって、自分が知らないうちに『無能』の烙印を押されている可能性は十分にあります。

 

情報参照:労働問題弁護士ナビ

 

会社組織には、「無能な会社員」に割りを食わされている人間が多く居る

解雇することができない『無能な会社員」が居る事を十分に思い知ると、今度は「彼らの所為で割りと食わされている人間」が居る事に目がむけられます。

大別すると、次の2パターンでしょう。

①経営者

当然ですが、採用している側からすれば「無能」な従業員は要らないですよね。

決して安くない給与を払っているのに、対して成果を出さずに会社に居るだけの金食い虫。

さすがにそこまで酷い状態のヒトは早々居ないでしょうが、経営者としては同じ人件費を払うなら、より優秀で成果を出してくれる人材を採用したいに決まっています。

 

でも、一度採用した人間は中々辞めさせられない。

だから経営者は常に考えているのではないでしょうか?

『仕事が出来ない従業員は、どうしたら自主退職を考えてくれるのか』と。

 

②有能な勤め人

無能な人間のツケは、有能な人間が払っていると相場は決まっています。

 

・無能な同僚の尻拭いばっかりさせられる。

・無能な上司に無理難題を押し付けられ、まともに意見や改善案を聞いてもらえない。

・無能な部下がいつもやらかして、ムダな残業ばかり増える日々。

 

無能な勤め人によって有能な勤め人は消耗させられ、トータルの生産性が落ちているといってもいいでしょう。

彼らも、経営者と同様におもっているはずです。

『仕事ができない彼らを、どうしたら職場から排除できるか』と。

 

SNSにハマりやすいのは、会社生活で『肩身の狭い無能な人間』

次に、視点をSNSに移して考えてみます。

ここでいうSNSとは、TwitterFacebookなど、不特定多数が自由に意見を発信し受信できる環境と考えてください。

『普通の勤め人』は、リアルの生活で満足している

日々の業務をちゃんとこなし、上司や部下からも信頼を得て、場合によっては将来のキャリアを約束されている。

そんな『社内で順風満帆な普通の勤め人』は、はたしてSNSで不特定多数の見知らぬ人間達と積極的に交流を図るでしょうか?

 

彼らには、承認欲求を満たしてくれる会社があり、同僚がいて、上司や部下が居ます。

子孫繁栄の欲求に従うならば、結婚して家庭や子どもを持っているヒトだってかなり多いでしょう。

まだまだ世間では、そういった人生が幸せだと疑わずに過ごしているヒトが大多数です。

そんな彼らが、はたしてSNSで顔も見知らぬ人達と意見を交換しようとおもうでしょうか?

 

すくなくとも、私の会社にいる「普通に働く勤め人」は、SNSサービスを「現実世界の繋がりの延長」でしか使っていません。

 

『肩身の狭い人間』は、SNSなどのネット上に居場所を求める

では、会社内で『肩身の狭い人間』はどうでしょうか?

日中の会社生活では思うように力が発揮できず、同僚からは疎まれ、上司からは無能の烙印を押され、部下からもないがしろにされている。

 

そんなヒトは、もしかしたらインターネット、特にSNSに居場所を求めてしまうかもしれません。

SNSは匿名が許可されており、リアルとは切り離した環境を得る事ができるのですから。

つまり、SNSは彼らにとっての「安心できる居場所」であり、「オアシス」なのです。

たとえ会社生活が辛いものであっても、ネットが充実していれば耐えられるのではないでしょうか?

 

『サラリーマンはオワコン』論の中には、無能な勤め人を自発的に辞めさせたい人間がいる

ここまで説明すれば、冒頭の結論まで話が繋がっていることがお分かりかと思います。

無能な人間が多く見ているSNS環境下だからこそ、『サラリーマンはオワコン』だと発信する価値が生まれる

①社内に居る無能な勤め人を排除したい、経営者や有能な勤め人が一定数以上居る

②無能な勤め人は、SNSに居場所を求めている

③SNS上で「サラリーマンはオワコン」論を盛り上げれば、社内に居場所が無い無能な勤め人は勝手に辞めてくれるのではないか?

 

つまり、無能な勤め人を会社から排除したいがために、『サラリーマンはオワコン』論を盛り上げるヒトが一定数居るのです。

そのことを、アナタ自身がしっかり認識していることが大事です。

 

まともな根拠や考えも無く、ただ『サラリーマンはオワコン』だとのたまう人種は、もしかしたらアナタを会社から排除したい人間の論かもしれませんよ?

※あえて、根拠なくのたまうことが完全に悪だとは言いません。

無能な人間によって煮え湯を飲まされているのは事実かもしれないですから。

余談:「窓際族」は、まさしく典型的な退職勧奨であった

今でこそほとんど聞かなくなった「窓際族」ですが、その根底は今回の話とかなり似ています。

無能だけれど解雇できない人間・ポストが無くてあぶれた人間が行き着く先が窓際族。

 

つまり、会社からの無言の退職勧奨です。

窓際族に追いやられたヒトは高確率で現状に耐え切れず、自主的に辞めていくのです。

今はネットがあるため、悪評がふとした拍子に拡散される危険があり極端な退職勧奨は出来なくなっているといえます。

 

自分が無能だと自覚している人間のとるべき道

最後に、自身が無能だと自覚している勤め人は一体どうすればよいかを考えます。

 

私の考える選択肢は3つです。

・会社にしがみつき、無能なりに仕事をこなせるように努力する

マジメにやっている限りは、ほぼ会社都合で解雇されることはないわけです。

ならば、維持でも会社にしがみついて、頑張るしかないですよね。

 

かくいう私も、見方を変えれば「会社にしがみついている」と言えるかもしれません。

私は自分を無能だとも有能だとも思っていなかったため、仕事には精力的かつ勤勉に取り組んできました。

でも実際は、無能な人間がなんとか会社にしがみついていられるだけの努力をしたに過ぎないのかもしれません。

 

・転職し、新しい職場で心機一転頑張る

2つ目の選択肢は、転職。

アナタが職場でうだつがあがらないのは、環境によることは大いにあります。

違う職場・違う職種に就くことで、一気に才能が開花する可能性があるわけですね。

 

・会社勤めを辞め、フリーランスになる・起業する

『サラリーマンはオワコン」説にまるっきり賛同するようでアレですが、選択肢としては当然、フリーランスや起業が挙がるでしょう。

会社に属することなく、自身の能力で自力で稼ぎを得る。

とても素晴らしいことです。

チキンで自信が無い私には、現状とても選べない選択肢ですが・・・。

 

 

以上、『サラリーマンはオワコン』論についての私的な考察でした。

はっきりいって私個人の勝手な想像に過ぎないので、あまり深くは考えず「そういう考えもあるのか」程度で流していただけると幸いです。