
皆さん、痔の患部が擦れて痛くなったりしませんか?
私は学生時代、いぼ痔が腫れて肛門周りを圧迫してしまい、めちゃくちゃ擦れて痛かったことがよくありました。
擦れによる刺激は、当然痔の治りが遅くなってしまいますし、ヘタするとどんどん腫れあがってきてしまう危険もあります。
そこで今回は、私が学生時代に編み出した“痔の患部が擦れて痛いときにする対処法”をご紹介したいと思います。
これを読めば、あなたも快適なおケツライフに一歩近づく事ができるでしょう!
軟膏薬を塗る

まずは基本から!
痔が擦れて痛いなら、素直に痔の軟膏薬を塗りましょう。
薬の中には痛みや腫れを抑える成分がはいっていますし、なにより潤滑性が上がって摩擦がなくなります!
基本的に塗るタイミングは、排便直後・お風呂の後・就寝前がベストなのですが、運動する前にも塗っておくのと良いでしょう。
ただし頻繁に塗り過ぎるのはよくありません。
薬には副作用があるので、用法用量はあまり超えないようにしてくださいね。
油を塗る

摩擦を減らすという目的に特化するなら、油を塗るのがラクですね。
もちろん、肛門内に入っても問題ないような油を使いましょう。
肌に塗る目的なので、ワセリンが一番ベスト。
ワセリンを常備していない場合は、食用油から選ぶのも一つの手です。
一般的なサラダ油で十分ですが、香りや品質にこだわりたいのならごま油やオリーブオイルも選択肢に入ります。

歩行時はケツ筋に力を入れる

歩くときのポイントです。
結局のところ肛門周りが擦れるのは、足を前後に動かしたときに肛門付近がねじれたりケツ肉で押されたりするからなのです。
つまり、ケツ筋に力をいれて肛門周りが動かないようにホールドしてしまえば万事解決!
普段から意識して力を入れておくことで、ヒップもきれいに引き締まり一石二鳥です!
出てきた痔核を中に押し戻す(脱肛の場合)
内側にできたいぼ痔が肛門外に出てきてしまうことを、脱肛といいます。
この状態は非常によろしくない!
めっちゃくちゃ擦れやすいですし、元々は肛門内側の粘膜部分なのでとってもデリケートなんです。
擦れるとどんどん腫れ上がっていって痛みが強くなってしまいます。
なので、肛門の中に押し戻しておきましょう!
脱肛を戻す詳しいやり方は↓の記事に書いてありますので合わせてみてみてください。
ケツから粘膜が出てしまったときの対処法!脱肛の戻し方をエリート痔主が解説!
うつぶせ、もしくは横向きで寝る
さてさて、無事に1日が終わって一安心。
さぁ、寝ますか!
いや、ちょっとだけ待ってください。
ケツが腫れている状態で、普通に仰向けで寝てしまうのはちょっと危険です。
寝返りで擦れてしまい、寝ている間に痛くなってしまうかもしれません!
寝るときは、うつぶせか横向きがベター。
横向きで寝るときは、寝返りで仰向けに戻らないように背中側にクッションなどを置いておくのが重要です。
以上、痔が擦れて痛いときの対処法でした。
最後にカンタンにまとめましょう。
・軟膏薬や油を塗る
・歩くときはケツ筋に力を入れる
・脱肛は元に戻す
・寝るときはうつ伏せか横向き
いやぁ、文面だけだとなんかネタ的ですけれど、いたって大真面目ですよ?
